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初めてのSkill作成チュートリアル / Writing Your First Skill

🛠 自分だけの「業務マニュアル」をAIに持たせる

前のページでSkillの概念を理解しました。ここでは実際に手を動かして、日報を自動生成するSkillを一つ作ってみましょう。

完成イメージ

毎晩18時のCronジョブで、AIがその日のワークスペース内の変更ファイルを集計し、決まったフォーマットの「日報」を daily-report-YYYY-MM-DD.md として自動生成する——というワークフローです。

Step 1: Skillフォルダを作る

ワークスペースの skills/ ディレクトリの中に、新しいフォルダを作成します。

mkdir -p skills/daily-report

Step 2: SKILL.md を書く

このファイルがSkillの**核(コア)**です。AIがこのファイルを読み込んで、手順通りに行動します。

skills/daily-report/SKILL.md
---
name: daily-report
description: ワークスペース内の当日の変更ファイルを集計し、日報を自動生成するスキル
---

# 日報自動生成スキル

## 目的
毎日の業務終了時に、ワークスペース内で変更されたファイルの一覧を取得し、
Markdown形式の日報を自動生成して保存すること。

## 手順
1. ターミナルで `find workspace/ -mtime 0 -type f` を実行し、
当日中に更新されたファイルの一覧を取得してください。
2. 取得したファイル名リストを以下のフォーマットに整形してください。
3. `workspace/daily-report-YYYY-MM-DD.md` として保存してください。
(YYYY-MM-DDは本日の日付に置き換えること)

## 出力フォーマット
以下のテンプレートに必ず従ってください:

### テンプレート
# 日報 YYYY-MM-DD

## 本日の変更ファイル一覧
- ファイル名1
- ファイル名2
- ...

## 所感
(AIとしてのコメントを1〜2文で簡潔に)

## 注意事項
- `node_modules/``.git/` 内のファイルは無視してください。
- ファイルが0件の場合は「本日の変更はありませんでした」と記載してください。

Step 3: Cronジョブと連携させる(任意)

毎日自動で実行させたい場合は、cron/jobs.json からこのスキルを呼び出すように設定します。

cron/jobs.json
{
"jobs": [
{
"cron": "0 18 * * *",
"payload": {
"message": "daily-report スキルを実行してください。"
}
}
]
}

Step 4: テスト実行

エージェントを起動し、手動で呼び出してみましょう。

daily-report スキルを実行してください。

ワークスペースに daily-report-2026-02-21.md のようなファイルが生成されれば成功です 🎉

💡 応用のヒント

  • ファイル一覧だけでなく、git diff --stat を使うと変更行数の統計まで含んだ日報が作れます。
  • 日報をDiscord Webhookで送信するステップを追加すれば、報告の完全自動化が実現します。